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遍路・20番札所・鶴林寺遍路道から

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標高550メートルの鷲が尾山頂にあるのが、20番札所・鶴林寺(かくりんじ・徳島県)です。弘法大師空海が、この山で修行をされていたとき、2羽の鶴が、ある樹木に舞い降りました。お大師様が見ると、その木に、金のお地蔵様が置かれていて、鶴が守っていたのです。それで名前がつけられました。この鶴林寺へ行くのに、遍路山道を行きます。あともう少し。。生名の町が、木々の間から見えました。鶴林寺への山の中、景色が見えるのは、山道が始まってすぐと、ここの二回だけ。雨女なのに、台風が反れて晴れてくれたので、景色を見ることができました。タイムは、毎年、前年と比べ、どこでも、早いか同じで、遅くはなっていないのですが、なんだか体のゼイゼイ度が増えて来たようです。つなぎ歩き遍路を始めた9年前は、天狗さんのようにヒョイヒョイと、どの山も登っていたのに、なんだか疲労度が増しているようで。。それとも、ここはしんどいとか、この先に大変な坂があるとか、地理がわかってしまっているので、(やだな)、(あの場
所がこたえるな)と構えてしまうのでしょうか?何もわからず不安な歩き遍路1、2回めは、無我夢中でしたから、疲労を吹き飛ばせたのかもしれません。慣れてきてからこそが、本当の修行なのだと思います
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