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ホテル・大分オアシスタワーホテル

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明日は大分県の国東市で男女共同参画講演会です。

大分県内にある石鎚山の神社でお詣りをさせていただきました。
大分というとオアシスタワーホテルが大好きで、長年利用してます。
長い電車の旅のため、美味しいミルクティに飢えて、チェックインをすませると、部屋にも行かず、ラウンジに直行しました。

アールグレイのくせのある香りにうっとり。。心がくたっとなります。穏やかな心を保つには、まず美味しいミルクティ。
昨夜は、空(くう)ちゃんが隣で狙ってたので、ミルクティのがぶ飲みになってしまいました。
私はコーヒーがアレルギーで飲めません。大学四年の頃、三年半バイトしたマクドナルドをやめて、銀座にある喫茶店でバイトしてました。
そこにお金持ちの奥様が、働いてみたいとバイトにきてました。
私がコーヒーが飲めないと知ると、「皆が飲めるものは飲めないと」と、言われ、唇を噛む思いをしたことがあります。(コーヒーが飲めなくても非難されない人物になりたい)と思いました。

四年後、極妻を週刊文春で連載したあと、ある出版社の小説担当の方々と、歌舞伎町に行きました。
そこで出会った出版社のお知り合いのカタギのおやじが酔っぱらって、「アルコールアレルギー?酒の飲めないヤツが作家なんかになれるか!」と、からむので唇を噛みました。(ようし!お酒の飲めない作家になってやろう)と思いました。

半年後、極妻が映画になると決まってから、インタビューに来て下さった男性記者たちが、よく「酒を飲まないで、人の心に入れないでしょ。酒を飲むと喋りたくなるものです。アレルギーでも、少し酒を飲む練習をした方がいいよ」と、言われたときは、唇を噛みませんでした。
「お酒を飲んでない時に、泣きながら語るこそ、誠実な真実ではないですか?私はそこまで信頼関係を築きますが、お酒飲ませないと喋ってもらえませんか?」
これで私はまた生意気とバッシングを浴び続けました。

でも悪いことは続きません。やなこと言われたら、次は嬉しいことを誰かが言ってくれるはず。嫌な思いが深いほど、深い喜びがくるんだから、もっと傷つけられても大丈夫。こうして、やなことを言って下さった人々が、逆境に強い私を育ててくれたのです。

ミルクティを飲むとよく、銀座で言われたコーヒーのことを思い出し、おかげさまで、と感謝です。
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