2013年 03月 20日 ( 1 )

講演・群馬県中之条町

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新幹線・上毛高原駅から山やリンゴ畑を眺めながら、車で40分。美しい町、中之条町に着きました。町の人々のための「中之条大学」で、講演をさせていただきました。美しい自然に合わせて、今日は遍路の旅に、お客様をお連れする講演をしました。高知県足摺岬から次の札所39番・延光寺さんに行くには、山越えがあります。一時間に車一台さえ通らない、民家もない淋しい道を歩く所もあります。大雨で、足の指の爪がふやけて、めくれそうになり、痛みと疲労でふらふらになって足を引きずりながら、延光寺さんより5キロ手前付近、雨上がりの町を歩いてたら、おばあちゃんに呼び止められました。「延光寺さんに行くなら、このお賽銭、代わりに持って行ってくれないかな」おばあちゃんの差し出した手のひらには百円が乗ってました。私はお役目をいただいたと、嬉しくて嬉しくて。。早くこのお賽銭をご本尊様に届けなくてはと、あんなに足を引きずっていたのに歩けるようになったのです。そして延光寺さんに着いて、真っ先に、ご本尊様にお賽銭を捧げ、おばあちゃんのこ
とをお知らせし、代わりにお参りさせていただきました。人は役目を持って生まれてきます。自分の役目が分からなければ、人に喜んでもらえることをしなさいと、弘法大師空海はおっしゃいます。人を喜ばせ、その顔を見たら、あなたが役目を果たしたと実感できます。。ブログでは書ききれず、この一連のできごとをいくつかカットさせてもらいましたが、このような話を講演でしました。群馬県の明日はとても寒くなると、携帯の予報が言ってます。冬姿のリンゴ畑を左右に眺めながら、次はリンゴの成っているリンゴ畑を見たい。。と、穏やかで優しい気持ちにさせて貰いました。