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森村誠一さんの「雪煙」

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森村誠一さんの「雪煙」(講談社文庫)を読み終えました。ストーリーを全く忘れていましたが、実は読むのは二度め。実は実は、新しい「雪煙」が二冊本棚にあり、一冊人にあげました。その残りの新しい一冊を今回読んだのですが、過去に読んだことがあったということは、もう一冊本棚の奥の方に存在するということです。おそらく発売された08年2月に、すぐ買い、読んだと思います。森村誠一さんの作品が大大好きなので、すぐ買ってしまうのです。山をよく知ってらっしゃる森村作品には、よく山が登場します。霊山がけをしている私にとって、とても親しみを感じる描写です。今回はオーストラリアの高山、グロスグロックナーから始まります。まず山ファンの心を握ってしまいます。あとはお話するのはやめておきましょう。それにしても森村作品は、なかなか幸せになれません。特に女性が幸せになれません。牛尾刑事の妻が出会う女性は、必ず亡くなったり薄幸になるし、大大好きな棟居刑事だって、大事な人を失っています。だから小説の登場人物なのに、その
人たちの将来が気がかりで仕方なくなってしまうのです。私が小説を書く時、登場人物に情が入ってしまい、突き落とす勇気がありません。だからだめなんだとわかっているけれど、なかなか最後に別れや死を持ってこれません。でも今書いているものは、最後に別れを持ってくる一大覚悟です。
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