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東京ステーションホテルと、弘法大師空海

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四国26番札所・金剛頂寺のご住職で、真言宗豊山派宗務総長の坂井智宏僧正と、大正大学仏教学部の平井宥慶教授と、新しくなった東京ステーションホテルで、お茶をしました。東京駅丸の内口の広場の上から、吹き抜けの駅構内を行き交う人々を見下ろすことができ、ちょっと感激します。お茶を飲みながら、空海・高野山検定が、6月8日に、高野山、東京、名古屋、大阪、福岡(空海上人の生誕地・香川県または四国で行わないのはおかしい!)で行われるので私はもう申し込みをした(申し込み締め切りは5月7日)という話から、空海さんの話が広がり、「空海さんの空白の七年間談義」が、続きました。実は空海上人は24歳から、遣唐使として船に乗る31歳までが、正式な記録に残されてなくて、空白の七年間と言われ、足跡が出てこないので、司馬遼太郎さんでさえ、ほとんど触れていないのです。民間の船で海外へ行っていた説、大峯山、石鎚山など修行を重ねていた説、水銀を堀り当ててお金を稼ぎ、20年分(20年の約束でした)
の遣唐使費用を作っていた説、などさまざまです。その空白の間に恋愛はなかったか。。なども。とても楽しいひとときでした。さて、空海・高野山検定(03ー3233ー4808)ですが、私は記憶が苦手で、歴史が大嫌いでしたから、勉強しても頭に入ってきません。高野山大学大学院時代に大学の方の授業を受け、学期末テストで、なんとか記憶して、かろうじてパスしたものの、すぐすっかり忘れてしまいました。バッグと一緒で、ひとつ新しい物を入れると、ひとつ替わりに捨てないといけない頭のようです、私の頭は。高野山に駐在して、お大師様のことを法話させていただいている私が落ちると、とてもとても恥ずかしいので、3級だけ受けることにしました。しかもばれないように本名で。。情けない。
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