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カテゴリ:修行( 328 )

大峯山・山行(やまぎょう)水行(すいぎょう)

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大峯の龍泉寺さんで滝行をし、蛇之倉七尾山に登らせていただきました。蛇之倉七尾山は、他に行者がいなく、私たちが独占させていただきました。大峯山というと、山上が岳と言うテレビ番組もあり、大峯山って、女人禁制じゃないの?と、誤解している方が多いのですが、大峯山という名の山は、大峯にはありません。奈良県の吉野山から和歌山県の熊野まで50キロほど連なっている山系を大峯山と言います。滝は、連日の雨で、凄い勢いでした。が、私が家で顔を洗っている時に、言葉を下さるのが、この滝に座す不動明王様でして、滝に打たれながらずっと、感謝感謝でした。曇り予報でしたが、雨がずっと。蛇之倉七尾山の奥の院を出たら、下りる間だけ雨が上がってくれていました。雨女が行や仕事に行って雨が降らないと不安になるものです。今日の日が決まった時から、「雨だから雨具を」と、行仲間に言っていたので雨が降って少し安心。奥の院の入り口に、それはそれは美しい孔雀明王様がいらっしゃるのですが、私は14年前から熱狂的なこの孔雀明王様の信者です。
孔雀明王様は、魔や邪念など悪いものを食べて下さるだけでなく、雨乞いもして下さるため、だから私は雨女なのでしょう。写真は蛇之倉七尾山の奥の院の入り口のある場所で、反対側、山々をバックに撮りました。蛇之倉七尾山は、山公認先達付きでないと入れません。奥の院は山先達の付き添いのもとのみ入れます

水行(すいぎょう)

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今朝、午前3時の水行は、ほぼ満潮、波の高さも6と高く、雨が零時すぎに降ったので、夜空も暗く、海が重く感じられました。来月の石鎚山の前行をさせていただきました。また、東日本大震災以来ずっと、日本の地盤が鎮まって下さるよう、また大難となりうることが起こりそうになった時、小難、無難にして、この国を助けていただけますよう、行かけ(ぎょうかけ)をさせてもらっています。今朝は、宇宙と神様と自分が三角形の位置関係にあることを体感させていただきました。一人で深夜行をしていると色んなことが起こります。写真は同じ海ですが、二キロくらい離れています。お天気がよく、とてもきれいなので、嬉しくて撮りました。夏が終われば、すぐに水はどんどん冷たくなり、また長く厳しい寒行が続きます。でも難しいのは、寒くない夏の深夜行です。水が冷たくないため、いかにこの恵まれた環境の中、心を乱さず集中して行ができるか。。冬は寒いので、とっくに必死になっているのです。行だけではありません。何事も、慣れたと感じた時が躓きやすい
のです。気をつけなくては。。と、行をさせていただく度、自分に言い聞かせます。高野山大学で葬儀のやり方を僧侶資格のある者だけが学べる授業があるのですが、先生の言葉を思い出しました。葬式をする僧侶の中には、人の死に慣れてしまっている僧侶がいる。でも決して慣れてはいけない。ご家族にとって、とても悲しい別れなのだから。その気持ちを心に、弔わなくてはいけない。一生に一度の儀式なのだから。。と。ずっしりと心に響きました。

水行(すいぎょう)

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これは行場からニキロほど手前の昼間の海景色です。水行は夜、一人でします。暖かくなると、人は夜、散歩したり遊んだりしたくなるようで、深夜行場に警察官がパトロールに寄られることが、過去ありました。午前3時半、水行を終えた私が、びっしょり濡れた白着を脱ぎ、着替えたあと、白着を絞ってたんです。そこに警察官二人がやってきて懐中電灯で照らされて「なにしてるの?洗濯?」って。笑ってしまいました。おとぎ話じゃないし、ここは川じゃなくて海。水行と言いましたら、警察官も笑ってました。また、やはり午前3時ころ、これから海に入ろうと海に通じる階段で準備をしていたら、60代くらいの男性が、階段の上から(だ、大丈夫?変なこと考えてないよね?大丈夫?)焦って声をかけてくれました。どうやら入水自殺するんじゃないかと心配されたようで、水行だからと言ってもまだ二回ばかり「大丈夫?ほんとに大丈夫だよね」と確認してらっしゃいました。また、やはり午前3時半ころ、干潮まであと二時間くらいの時、暗い海の中、行をしようとし
たら、いきなり近くの海水(深夜なので外も海も暗いです)が盛り上がり、中から黒いウエットスーツを着た人が出てきて! ギャー!ものです。怪魚人でなく、潜り人だったようで、向こうもびっくりしてて、「行をするので、ちょっと移動して下さいますか」と言ったら、無言で移動して下さいました。心臓ばくばく!一人だと、面白怖いことが、時にはあって刺激的です。

水行(すいぎょう)

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今夜は、石鎚山に登拝行に行けた、お礼の水行に来ました。行場は撮影できないので、ニキロほど手前の海景色です。夜になってからの一人行ですが、写真は夕方です。さて今、一回目の水行を終え、ほっとしている所です。もう一度、日付が変わって丑三つ時をすぎてから、一人水行をまたします。 2年続けて雪崩れで道が切断され、さらにその急斜面がアイスバーンで、命と相談して、途中で引き返しました。夏や秋の登拝行は毎年、問題なく成就させていただけるのですが、四月は毎年、大変です。だから、お正月から前水行を始め、凍傷になりながらも、繰り返し繰り返し4月まで、前水行を一人、させて貰ってきました。今回、特に前水行の回数が多く、厳しい寒行でした。でも今年は、無事に登拝できました。お礼を神様に申し上げながら、感激で涙がこみ上げてきてしまいました。寒さに立ってられないほど震えながら、あるいは凍傷の足が痛すぎて歯をくいしばりながら、寒すぎて、顔が涙で濡れていたのに後で気づいたり、手の感覚がないため携帯をオンにすることもでき
なかったり。。そんな前行を一人、神様の前で大騒ぎしながら、させていただいていたことを思い出しました。今日は暖かでしたが、海水は暦通り、まだ冷たかったです。これから、夏の石鎚山登拝行の前行が始まります。大峯山の前行も、それから出羽三山。。行を繰り返していると、すぐ冬がきます。でも私は、行をさせていただけることが、何よりも嬉しいのです。

高野山奥の院

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今日は、高野山の奥の院に駐在して法話をさせていただきました。写せない所がありますので、こちらはお大師様のいらっしゃるごびょう(漢字が出ません)と、反対側の風景です。朝9時前、きれいな景色です。今日は春休みの土曜日で天気もいいので、たくさんの方々が、奥の院にお参りに来られました。月に何度も来られる方、毎月来られる方、満願お礼参りのお遍路さん。。本当に皆さん、きれいな心で、一心にお詣りされます。だから私も、お大師様のお言葉をお持ち帰りいただこうと、一生懸命お話をさせていただきました。奥の院には、一ノ橋から歩いて行くと、数取り地蔵様がいらっしゃいます。中の橋まで行かず、汗かき地蔵様までも行かず、江崎グリコさんのお墓をすぎ、武田家のお墓の斜め前にいらっしゃいます。汗かき地蔵様は、人々の苦しみを背負ってらっしゃるので汗をかいてます。数取り地蔵様は、高野山にお参りに来られた回数をつけていらっしゃいます。人は亡くなると閻魔様の審判を受けます。嘘をついたり、悪いことをしたり、悪口を言ったり、
人は罪を犯しています。天国に手放しでは行かれないかもしれない。。と、心当たりのある方は、数取り地蔵様にお詣りをされた方がよさそうです。「高野山に○回、お詣りに来てますから、地獄に行かせるのは許してやって下さい」と、閻魔様に交渉して下さるのが、数取り地蔵様です。心当たりのある方は、どうぞお詣りされて下さい。数取り地蔵様のノートに、間違いなく記入していただくために、住所、氏名、生年月日など自己紹介をされて下さい。高野山駐在は明日のお昼まで。ウチの暴れん坊たちを思い「ウチの空ちゃんの歌」を高野山内の道を歩きながら口ずさんでました。

水行

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今夜の水行は、本当に厳しかったです。おまけに満潮。波が容赦なく襲ってきます。全国的に今夜からグッと気温が下がり明日は各地で雪。写真からニキロ弱離れた海に夜、一人で入り行をします。密行ですし、また行場の近くも暗いし写せません。丑三つ時の今夜もう一回の行のときはマイナス二度から三度と予報が。しかも強風注意報。風によって、もっと冷えます。でも祈らなければ。。年中、行をさせていただいてるのですから、冬は寒いから水行をしないは通用しません。凍傷は復活するし、行の前に切っておいた携帯をオンにしようとしても、手の感覚がないので、オンにならなくて、『はれぇ?どうしたの?私の手。動いてぇ。。』 なんて、声に出して、自分に命令しないと、体が動いてくれないのです。すごい奇妙なことやってると思いながらも、自分の体に、まるで人に言うように話しかけて動いて貰うのです。『あれ?何これ』右の頬に触感を覚え触ると『あっこれ涙?』一人でずっと喋っているのですから変なの。。でも、厳しいときって、神様は本当に優しくでもし
っかりと見守って下さってるんです。この国の平穏と幸せを至るところで祈っている人たちがいます。私も微微微・・・力ですが、その一人です。小さな祈りでも、集まれば大きな祈りになります。弘法大師空海は、欲は大欲なら持っていいとおっしゃいます。それは人のこと、国のこと、世界のことなど、大きな幸せを願うことだと。でも私は修行中の身なので、大欲を祈り、せっかくだからと、一緒に小さなことも祈らせてもらっちゃいます。だめですね。だから厳しい行が必要なのでしょう。

水行

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ここから二キロくらい行った行場ですが、今朝、夜明け前の水行は、ほんとに寒いというか痛くて。。今日は全国的に寒さが厳しいですね。治りかけた凍傷がまた悪化してしまいました。毎年四月、四国一の霊峰・雪の石鎚山に登拝行で登らせていただくのですが、積雪や雪解けで山が崩れていたり、アイスバーンでアイゼンが役に立たないくらい凍っていて、まさに命懸け!それで早くから、無事に登らせていただくための前行(まえぎょう)を今朝から始めました。強風に飛ばされそうでした。何をするにも感謝です。たとえば食事をしに行ったとします。その時間ができたことに感謝。事故に遭わず無事に行けたことに感謝。食材に感謝。自分が作ったものは何もありません。給食費を払ってるんだから、子供にいただきますと言わせるなと、クレームをつけた親がいましたが、給食費以前の問題です。そして、もてなしてくれたお店の方に感謝。自分で払えるだけの仕事があることに感謝。。私も、辛い痛い寒いと言ってますが、本当は行をすることを許されたことに感謝しなが
ら般若心経を心からいつもあげさせていただいています。謙虚な姿勢は、喜びや感謝の気持ちがストレートに感じられる自分を育ててくれます。

水行(すいぎょう)

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この景色は観光名所の海沿いですが、ここから約二キロほど離れた行場で水行しています。密行なので、そこは写せません。強風注意報が出ていて、満潮、雨、その雨が止んだら急激に気温が下がり明日は雪と言われてます。水の中に入って行じてる時は、考える力も麻痺しかけて必死に拝んでいるため、冷たさ痛さもよくわからないのですが、終わって結界を切ったらもうだめ!体が踊るように震え出し、足も手も痛くて痛くて、世俗に戻ったわけです。外で強風や雨に打たれながら白着からmont-bellのフリースに着替えるとき、自分に声かけ励まします。まだ大丈夫!歩ける!震えすぎて立てず、雪の地面を這うしかできなかった夜もあったし。。でも体が温かくなろうとするので舌が膨らんで、喋りにくくなるんです。なぜそこまで?昨夜ブログに登場した師僧・池口惠観が10年以上前に言われました。私達行者は、行は辛くても、行が終われば辛さから解放される。でも今、悩んで苦しんでいる人や病気と闘っている人は、時間が来ても苦しみから解放されない。その方達の痛みを
少しでも共有させていただくために私達は行をし、皆さんの幸せを祈るのだと。今夜は満潮で波が高く強風のため、波が陸を打つ度に地面が揺れて、緊迫していました。日にちが変わったら深夜にもう一度。深夜の一人行は、怖いけれど、空も海も独り占めです。

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